鉄道図鑑 常磐線   〜Joban Line〜

<通勤特急E653系 ひたち野うしく駅にて>

 常磐線は東京都荒川区の日暮里駅から千葉県北西部、茨城県、福島県の太平洋側を経由して宮城県岩沼市の岩沼駅までを結ぶ全長343kmの路線です。全線JR東日本の管轄となっています。ですが列車運行上の常磐線は東北本線区間の上野〜日暮里および岩沼〜仙台間を含めた路線となっています。常磐線という名前の由来は常陸(ひたち)と磐城(いわき)の頭文字を合わせたものです。

 常磐線は全線電化されていますが茨城県石岡市にある「気象庁地磁気観測所」への影響を配慮して、上野〜取手までは直流電化、藤代より先はすべて交流電化され、取手と藤代の間にデッドセクション(直流の交流の境目)が設けられています。

 このため取手で直流電車のE231系は折り返し、E501系、415系およびE531系のみの運行となります。さらに土浦を境に本数が大幅に減少し、土浦以北は1時間に2本程度となります。

 また、2005年に「つくばエクスプレス線」が開業し、その対策として常磐線のみのという異例のダイヤ改正が行われ、上野〜土浦間に特別快速が設定されました。この特別快速は1日約6往復程度走っており、一部区間で最高130km/h運転が行われます。車両はすべてE531系で運行されています。

・Wikipedia 常磐線(参考資料)

常磐線を走る車両の紹介です。画像、もしくは文字をクリックすると車両の詳細がご覧になれます。

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E231系

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E531系

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E501系

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415系

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E653系

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651系

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